琴龍関 断髪式

・平成17年6月12日

【はじめに】
琴龍関引断髪式です。
(東京・両国国技館内の大広間で行われ、師匠の佐渡ケ嶽親方(元横綱琴桜)ら約180人がはさみを入れました)

琴龍親方は1987年春場所が初土俵。左四つの攻めとつりで幕内に51場所在位し、敢闘賞を1回受賞。ことし3月の春場所限りで引退し、準年寄として後進を指導しています。

03月16日に発表されてから心配で心配で内心穏やかでなかった毎日を送っていました。
平成8年7月の新入幕以来、幕下陥落こそないものの、ずっと上がったり下がったり。
でも今回は
「肝機能障害や高血圧、それに糖尿病の症状でおよそ1か月の安静・治療が必要」とされ休場・・・その結果
「引退」となりました。
「断髪式」の招待状が届いて実感。とうとうこの日がやってきたっ!って感じでした。
琴龍は、豪快なつり技が得意。がっしり鍛えぬかれた体に鋭い眼光が宿る。
「平成の野武士」の愛称が象徴する荒々しさと対照的に頭脳的な取り口が持ち味と言われていました。


ドキドキしながらダンナと東京の友達、小林君と入りました。龍に会ったらどんな顔したら・・・と複雑な気持ち。

中に入ると受付いた、さっくん、石井君、シーバ、しんちゃん(琴国・琴光・琴禮・琴の新)が揃って「あれー!○○さん、もう断髪式が始まっていますよ!○○さん、ハサミを入れるので早く行って下さい!もう順番が近いと思います」と・・・何も聞いていなかった私は「???」
「でも女の人は・・・」と言うと「今回は大広間ですから」と言われ、慌てて大広間に入ると大変!本当に始まってるじゃない!あれー!私の出番ももうすぐじゃない!慌てて列に並び、名前を言われるまで待機。ダンナは緊張していて何が何だかわからなかった様子。小林君も少し緊張気味。名前を呼ばれていざ龍のところまで行く。ハサミを入れ軽く龍の両肩を手を添え「ご苦労様でした」と一言挨拶しました。
改めて琴龍の相撲人生に重みを感じました。

    

だんなと私も髪を切らせていただきました。写真は今回の断髪式の担当カメラマンさんが撮ってくれたものです。
やはりダンナの写真とは全然違いますね。

 

断髪には今までお世話になった人、関係者がハサミをいれます。
左下1枚目は龍の弟君、2枚目は龍のお父さんです。
最後に師匠、佐渡ヶ嶽親方がハサミを入れた時は私は思わず泣いてしまいました。


・パーティーの様子(一部)
 ご招待したお客様に1人ずつ挨拶していたので、私はロビーに行っていました。
 久しぶりに会った 二所一門関係の人達とおしゃべり。
 ここ何年か、巡業も場所も行かなかった私に「こういう時しか会えないね」と
 某関係者に言われて少し、苦笑い。若兎馬関に名刺をいただいてバカなことを言ったり、大鳴門親方(梅ちゃん)のお腹を
 ついたり、相変わらずだんなを放っておいてこの調子です(笑)

無事、パーティーが終わり龍から「すいません。ちょっと時間ありますか?」と言われそのままついて行き、いろいろ雑談しながら最後に髪を整えていました。断髪式からパーティまでの時間が無かったため、応急処置的なカットだったのが、綺麗にカットされていきます。今までマゲの髪型を気にしていたのが、普通の男としてのカットになっていく姿を見ながらニコニコしながらも、複雑な心境の表情。

カットされたマゲです、「ちょうだい」といったけど「ダメ」のひと言、当たり前か〜(笑)

最後の仕上げ、だんなは気を使いながら「前から写真を撮ってもいいですか?」と聞くと、「どうぞ気にせず」、理容師さんも「男前になったでしょう」と笑っていました。

18年間という長い土俵生活お疲れ様でした。
この18年間、土俵人生を悔いの残らないよう頑張ったね。無我夢中で一番一番を取っていたね。
いろんなめんでもがんばり屋の琴龍、第二の人生でもその調子で頑張って下さい。
ねーさんはまた応援しています。

(写真の追加は後日に足します)

日本相撲協会 http://www.sumo.or.jp/
佐渡ヶ嶽部屋 http://www.sadogatake.com/

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