北海道旅行2003年6月
2003年6月10日〜19日にかけまして、北海道(一部青森を含む)旅行に行ってきました。
今回の希望としては、だんなは「青森まで寝台車で行き青函トンネルの海底駅を見てみたい」で私は「札幌で友達と会ってから礼文と利尻に行きたい」なんてことになってしまって、結局二人の希望をたした行程となりました・・・・(苦笑)
青森から直接海底トンネルへ向かう予定なので大きな荷物は3日前に1泊目のホテルに宅急便で先送りしました。
・6月10 大阪駅〜青森駅(夜行列車)
大阪駅
大阪駅からは寝台特急日本海1号で出発です。
大阪駅17時47分発
今回もだんなは寝台車に乗りたくてこのような寝台での出発となりました。少しは気を使ったのでしょうか。個室寝台を取っていました。
日本海1号は大阪→函館、3号は大阪→青森、2号は青森→大阪間、4号は函館→大阪を走っているらしいです、なぜ青森と函館の違いがでるかは「たぶんJR西日本担当とJR東日本担当の違いだろう」と言っていました。
ちなみに個室寝台があるのは、日本海1号と4号です。日本海2号と4号は個室寝台はありません。
個室寝台内は案外色々な備品が備えられています。
写真左から『個室全景』『室内洗面台』『室内照明スイッチ&目覚まし』『非常通報スイッチ』
ベットは電動リクライニングとなっています。照明スイッチ盤に操作スイッチがあり横になってテレビを見るときなどは大変重宝しました。
さらに『VHSビデオ(再生専用)付きテレビ』、扉の上には『荷物収容棚』(右はカーテンを開けた状態)もあり、大きな荷物も十分に入ります。でも奥行きがあるので小物を入れると出すのには苦労しそうです。
部屋の鍵はカードキーとなっており、カードキーは車掌さんが検札に来たときにいただけます。またその時にシャワー利用券(カード式)も渡されます。このシャワー利用券は、この個室寝台車にあるシャワー室が無料でいつでも使えますが一枚で6分だけしか使えません。(残り1分となると注意のブザーが鳴るそうです)
この列車には、個室寝台車両は1両しかなくその個室寝台も1人用個室しかありません、しかし隣の部屋とは仕切られている扉を開けることにより2部屋を共通で使用できるようになります。もちろん両方の部屋から鍵を開けないと扉は開きませんし、扉の前には分厚いカーテンが掛けられているので隣が他人でもプライバシーは守られる設計となっています。
(共通になる部屋は1号室と2号室間、3号室と4号室間・・・・・、と組み合わせがありますので予約時には注意してください。)
また、洗面セットやスリッパ(使い捨て)も常備されたいます。
写真左が洗面セットで中身(写真中)は、歯磨き・石けん・クシ・シャワーキャップ・シャンプー・リンス・髭剃り・タオル・袋です。
寝台列車での楽しみは、やはり車内で食べる駅弁!!
たぶん家で食べると大したこと無い弁当でしょうが旅行などの車内で食べるとこれが美味しく感じられます。(笑顔)
だんなは意味もなくGPSを窓際に置いて走行の記録を取り始めました。
「時刻表を見ればルートや時刻はわかるけど・・・・・」なんていいわけしながらもニコニコと。(笑)
この状態でも正常に記録されていました。
写真右は切符と切符の右にあるカードが個室のカードキーです。紙に磁気記録されているタイプです。
シャワーキーが写っていませんが、他の部屋の女性が子供連れでゆっくりとシャワーを使えるように私たちのカードを差し上げたので写真を撮るときは既に手元には無かったためです。写真を撮ってからあげればよかった・・・・
部屋のテレビは京都通過頃から放送されます。でも放送される番組は1つだけで繰り返し流されます。
今月は「たそがれ清兵衛」です。だんなはお酒を飲みながら何度も見ていたようです。
ラジオは4番組ありこれも1〜2時間で繰り返しです。
・6月11日 青森〜竜飛海底駅〜函館
だんなは嬉しいのか朝の5時前には起きて景色を楽しんでいたそうです。
でも、たいした変化の無い景色には閉口。
青森駅
ようやく青森に着きました、ここで下車です。
青森駅はこの先はどん詰まりで、ここから先の函館へは折り返して運転します。日本海1号はこの青森で一部車両の切り離しでをします。(写真右)

朝の8時半なので案外駅内はひっそりとしています。
ここからレンタカーを借りて青森見学です。でも次の電車の出発が12時17分なのであまりゆっくりはできません。とりあえず「ねぶたの里」へ向かいます。
ねぶたの里
ねぶたの里は9時から開園なのでちょうど開園してばかりの時間に到着。全体がまだ眠っているような・・・観光客も誰もいないしまだ早かったかな?でもカエルの鳴き声や糸トンボなどが飛んでいてとても爽やか。

ねぶたの里にはねぶた祭りに使用した青森ねぶた・弘前ねぷたが展示されています。
園内では「ねぶた運行体験ショー」が10時より1時間間隔で開催されていました。もちろん10時の体験ショーに参加しました。見学者は私たちを含めても20人弱それも老夫婦が3組いますのでねぶたを曳く体験では10名程度と参加者が少なくちょっと寂しいねぶた曳きでした(笑)
ねぶた囃子と一緒に踊る体験に至っては3人だけの参加・・・・・
体験ショーに参加すると認定証をいただけます。だんなはこんな認定証が大好きみたいで嬉しそう(笑)

昼ご飯は入り口近くの食堂で、だんなは釜揚げうどん私は穴子天ぷらうどんを食べましたが、はじめはすごく美味しかったのですがレモンなどの柑橘類の香りがひつこく最後は残してしまいました。
こんなところに東北新幹線のトンネル工事現場がありました。この時間帯になると、団体さんが到着。北海道の修学旅行生も来ていました。(札幌在住のさっちゃんが修学旅行は青森と聞いていたので、だんなが必死になって探していました)
青森駅
青森駅に戻りレンタカーを返却し、いよいよ海底トンネルへ向けて出発です。
海底トンネル見学は事前予約です、2人分でこれだけの切符になりました(これ以外に乗車券が2枚あります)
竜飛海底駅
車内での検札で切符をみせると「ああ〜この人たちが・・・」的な雰囲気で、「竜飛海底駅では2両目の出入り口から下車しますので到着前に出入り口までお越し下さい」と教えてくれました。なんだかすごくていねいだな・・・
駅が近づき、下車する2両目の扉の前で待っていたのですが他の乗客が現れない、現れたのはJRの関係者だけ・・・・・あれっ!!もしかすると今回の見学者は私たちだけ?? 駅に着いても下車するのはJRの関係者数名と私たちだけ。やっぱり今回は私たちだけだったのです。
駅に着くと車掌さんが「非常コック」と書かれたノブを回して扉を開けて「行ってらっしゃい」とニコニコとあいさつしてくれました。
この海底駅は普段は希望者(予約者)の見学を受け付けているようですが、本来は車両火災などで避難が必要な場合にこの駅ともう一つの吉岡海底駅が避難路となるようです。
トイレ(写真中左)もちゃんとあります。臭いがないのです。なんでもバイオで分解するようになっているようですが年数回は地上への搬出が必要でそれにはすごい手間と数十万円の出費がかかるようなので本音は「できるだけこのトイレは使わないで〜」だそうです(笑)
JRの案内の方に付いて説明を聞きながら、なが〜いトンネルを歩いていると大きな扉まで来ます。この扉は間に部屋を挟んで2枚ありトンネルと外気の気圧差を作っています。この2枚の扉のおかげで気圧差のある場所を通過できるようで、2枚の扉は同時には開かないらしいです。

扉を通り少し歩くと地上に上がれるケーブルカーの体験坑道駅に着きます。これに乗って地上まで行くことになりますが、ここでもこのケーブルカーに乗るのは私たちとJRの案内人の3人だけで貸し切る状態です(笑)
このケーブルカーは元々工事用に作られた物を乗り物だけ一般客用に作り直しただけなので、走行中は常に注意用の警報は鳴ってるし、ケーブルカー自体もガタガタと今にも壊れそうな走り方です。でもこの環境?だから雰囲気がでるのですね〜
ケーブルカーは地上の青函トンネル記念館駅に着きJRの案内も「ここで一時解散です、3時15分頃にここに集まって下さい」と言った後、「どこを見学行くのですか?」 だんなは「階段国道なんて見に行こうと思っています」と言うと、「私も見たことがないので一緒に行きましょう」と言って説明しながら先導してくれました。
「こっちが近道ですよ」なんて、でもこの道はちょっと変・・・後でわかったのですが、近道するため通行止めの道を通って案内してくれました(苦笑)

岬の展望台からは絶景が・・・・今回はちょっとガスってて遠くまでは見ることが出来ませんでした。
予想した通り津軽海峡冬景色が流れています。もちろん歌詞に竜飛岬が出てくる2番だけですが・・・・
この展望台の近くの旅館(今は営業していないようです)の脇道の階段が有名な階段国道です。
階段国道
この階段国道は国道としてはすごく珍しく、この部分だけが階段となっている国道です。もちろん車は通れませんしカーナビでは国道が切れたように描かれています。でも村道がバイパスとして整備されていますのでこの切れた部分は村道経由で迂回して階段国道の下までいくことができます。
車で行き見学する場合は階段国道の上側に無料駐車場(約30台・大型観光バスも来ています)があります。

階段国道はもともと生活道路ですし、以前は途中に中学校もありました(写真左・跡地です)
階段国道の下の部分は完全に生活道路(通路程度の広さ)で、観光客がわかるように赤い色をつけています、でも入り口はちょっと見にくいかもしれません(写真右)
太宰文学碑
この道を岬の方に歩いていくと「太宰文学碑」があります。でも階段国道に比べて観光客もおらずひっそりしています。
(駐車場約3台・トイレもあります)
観光バスは、階段国道の上の駐車場に駐車して自由散策のパターンが多いようですが、一部のツアー?では上で下車して下で乗車するようにバスを回送していました。階段国道は下りるのは楽なのですが上るのはつらいので、もしバスツアーの場合はこのように下まで回送してもらうようにお願いしては?

そろそろ時間もきたので青函トンネル記念館駅に戻ることに。
途中、ほとんど使われていない展望台(写真左)によることに、通行止めの道沿いにあるので一般の観光客はあまりこないのかな。
少しガスってたので展望台からは残念ながら北海道は見ることはできませんでした。(涙)
この展望台からみた写真で、写真右中は階段国道近辺の駐車場付近です。写真右は青函トンネル記念館です。

青函トンネル記念館には大きな駐車場もあります(100台以上駐車可?)がほとんど空いています。先ほどの写真でもわかるように、私たちが行った日には3台しか駐車していませんでした。ほとんどの観光客は竜飛岬はみるけど青函トンネル記念館には訪れないようです。
車でここまで来て、青函トンネル記念館からも海底トンネルには行くこともできます。私たちが行った日の時刻表は写真の通りですが、季節によって運転回数や時刻が異なると思いますので、行く前に確認してください。
もう少し時間があったので、だんなは遅い昼食にそばを食べました、「あっ昼飯の写真撮るの忘れてた」なんて言って写真を撮っていましたがこの状態の写真は・・・・・(苦笑)

ケーブルカーで海底トンネルへ戻ります。やはり乗客は私たちと案内人のJRの人の計3人だけ。
海底トンネル内と同様にこの駅の入り口と写真の扉で気圧差のある場所を通過します。入り口の分厚い扉が閉まり次に写真のケーブルカー用の巨大な扉が徐々に開いていきます。
扉が徐々に開くのを見ながら、だんなは鼻歌混じりにサンダーバードを口ずさんでいます。なにを想像しているかわかりやすい人です。(笑)

竜飛海底駅
海底トンネルに戻り展示物の見学です。ずっと同じ担当者が説明してくれています。
展示を見た後はいよいよ帰りの電車待ちです。ゴォーと耳が痛くなるほどの音が近づくにつれて遠くから小さな電車の光が見えた時は異様な光景でした。電車が走ってきて私たちの前で止まり、中から車掌さんが扉を開けて「お疲れ様でした」とにこやかに迎えてくれます。車内に入り指定席まで行く間、他のお客さんは「なんでこんな所に停まるのか??」なんて会話してたのが印象的でした。なんだか「すみません私たち2人のために・・・」なんて気になってしまいます。
函館駅
函館駅に到着・・・・・なんだか違う!!
なんと2年前に来たときと駅の雰囲気が異なっています。ホーム突き当たりに綺麗な連絡通路が出来ています。駅舎までの部分にもちょっと洒落た建物が建設中でした。

改札まできてはじめて「これこれ これが函館駅」なんて懐かしい光景が広がります。
表の看板をみて「えっ 駅舎がかわるの〜」
なんと、今月の21日(2003年6月21日)で新駅舎にかわるようです。
これが新しい駅舎のようです。旅行で利用するだけの私にとっては前の駅舎の方が旅行気分がでるのですが、この駅を使うのは私たちより地元の人たちですからやはり便利な方がいいでしょうネ。
ホテル(函館国際ホテル)
ホテル(函館国際ホテル)に到着、先送りしていた荷物を受け取り部屋へ。
夜に函館山からの夜景を見に行こうと思っていたのに、外はガスっていてホテルからは近くのフェリーすら霞んでみえ、500メートルほど先の「緑の島」にいたってはごらんの通りです。(写真右)
とりあえず8時ぐらいまでは様子をみることに。

函館山
なんと7時半ごろから急に霧も晴れてきたので、ホテルのフロントへタクシーの手配をお願いし出発です。
函館山観光道路は4月25日〜10月15日(17:00〜22:00)は一般車通行止めですが、観光バスやタクシーは通行できます。
観光道路に入ってすぐバスの行列!! 大渋滞です。 どうも頂上の駐車場のバススペースが満杯で出入りの制限がかけられているようです。タクシー用のスペースは空いているので私たちのタクシーは渋滞しているバスを横目に対向車線を一気に走って上がって行きあっという間に到着です。
シーズン中の混む時間帯はこのような状況らしいですが、さらに混むとバスは駐車すら認められず、お客を降ろすとすぐに下山させられるようです、お客は片道ロープウエイで下りてきて待っているバスに乗るか、あの渋滞を再度上がってくるバスを待つかどちらかだそうです。
ちなみに私たちがロープウエイの下の駅前を通過するときロープウェイ待ち時間が60分待ちとの看板が出ていました。
混んでいるときはタクシーをお勧めします。

函館市内
タクシーは他の観光スポットも案内してくれましたが、2年前の雪景色の方が綺麗だったな〜
運転手さんは「2年前ならこれは出来ていなかったでしょう」なんて言ってペリー提督来航記念碑(2002年5月17建立)(写真下段左)を案内してくれました。確かに見ていない!!でも・・・・(笑)以前は病院が建っていたそうです。殺風景でペリーさん、寂しそう。
ホテルに到着、またもや霧が濃くなってきています。
2年前はなかったホテル向かいのラーメン屋でラーメンを食べることに。味は・・・・お勧めできません。
近くのコンビニでだんなのお酒やおつまみを買ってホテルに帰ることに。